Journal

ヨガのある日常のあれこれ

お寺の掲示板とヨガクラスの関係

4月 9, 2025 | Journal

2025.04.09

お寺の掲示板って読みますか?
わたしはつい見てしまいます。

お寺の掲示板大賞というのがあってどういう基準かわからないのですが、 SNSで掲示板活動を促進し、毎年の大賞を選んでいます。
そのため、最近頑張っていろんな言葉を書いて掲示するお寺の人たちがいるのだろうと思います。

わたしはお寺の掲示板を見るたびに 「どういう顔でこれを書いたんだろう」 とか 「これは、さぞかしご満悦だろうな」 などと書いた人の心の中をつい探ってしまいます。

色々言いたいことはあるでしょうし、寺(自分の活動拠点)の前に人に見てもらえるメディアがあるのだから有効的に使いたいと思って頑張っているのかと思います。

私の通勤路には2つのお寺があります。
そのうちの一つは今、美輪明宏さんの言葉を掲示していて、もう一つは故西田敏行さんの言葉を掲示しています。

定期的に新しいものを掲示しているでしょうから、いろんなところからネタを仕入れていろいろと考えを巡らせているはず。

でも、ブッダであり釈迦でありシッダールダであり(全部同じ!)、寺の人はその宗教に深く帰依し、人生をかけて学んだプロフェッショナルな人たちです。
できれば、やさしい仏教のはなしとか お経のことばの意味とか、その宗派の聖人の言葉とかそういうのでもいいんじゃないか?と思ってしまうんですよね。

これってヨガの先生でも同じなのかもしれません。

クラスの前にいつも同じことを言っている「自分」に飽きてしまって「いいこと言ってやろう!」と思いちょっと偉そうになってしまったり、もっとわかりやすいリアルな例えをしてみようと思うあまりに逆にわかりにくくなったりすることがあるはず。

聞き手の生徒としては1回言われただけでは意外と忘れてしまいがち。
そもそも聞いてないこともあります。

なので何度も言ってくれた方が耳に残るし、聞いた言葉を日常でふと思い出すことが多くなるはず。

シンプルに同じことを言い続けることが一番大変なんですよね。

では、Namaste!

Journalはメールマガジンで毎週配信しています。ご登録を!