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ヨガのある日常のあれこれ

サントーシャではじめる大人の夏

7月 23, 2025 | Journal

2025.7.23

「サントーシャ」・・・足るを知る

ヨガの哲学に出てくるこの言葉。

わたしは、腹八分目、いや十分なのにもう少し食べたい…という自分をなだめるときに、よく心の中で唱えます(笑)。

暑さに負けそうな毎日ですが、なぜでしょう?気温の上昇と比例して食欲が止まりません。

夏休みですね!!
大人の私たちも、ちょっと「夏に成長した思い出」、作りたくありませんか?

TokyoYogaProjectのこの夏は、初めてのチャレンジ。
Marika先生の「英語ヨガ 4-Day Challenge!」を開催します。

4日間で、ミニミニ英語ヨガクラスができるようになるのを目指す、ささやかだけど本気の挑戦です。

ただし、英語をテーマにしたヨガのワークショップで、毎回ぶつかるのがこの問題。
「英語レベル問題」です。

「中学生レベルで大丈夫ですよ」「挨拶ができればOK」とお伝えしていますが、 人によって「できない」の基準が本当にバラバラ。

特に、自己肯定感がちょっと控えめで、偏差値教育にどっぷり浸かってきた私たち世代は、 つい誰かと比べてしまって「できません」と言いがちです。
「わたしなんて」と、謙遜という名の自己否定。

……で、ふたを開けてみると、しっかりできちゃったりするんですけどね。

だから、今回はあえて言います。
「ほんとうにできないけど、頑張ってみたい」くらいの方を大歓迎します。
できるとわかってることをやっても、努力のしがいがありませんから!

サントーシャは「足るを知る」と言われますが、 ただのガマンではなく、今あるものをちゃんと見つめて、大切にすること。
「知足(ちそく)」という考え方です。

義務教育でちょっとだけ学んだ英語、 思いがけず出会えたヨガ。
その“すでにある”ものたちに感謝して、前向きな意欲に変えることまでが、サントーシャの意味なんじゃないかと思うのです。

参加できる時間があること、参加できる環境があること、 そして「ちょっとやってみたい」と思える気持ち。
それらはすでに、私たちが持っているとても大切な資源です。
その資源を貴重な経験に変えましょう!

大人の夏、ちゃんと味わいにきてください。

では、Namaste!

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