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ヨガのある日常のあれこれ

枝豆の世界とヨガのことば

7月 16, 2025 | Journal

2025.07.16

先日ミッチー先生のヨガプログラムを作ろうと言う講座で生徒さんから質問がありました。

前に通っていたヨガスクールでもずっと気になっていたんですが聞けなくて……ヴィンヤサって、なんですか?」

この場合、「ヴィンヤサ」というのは、ポーズとポーズの間をつなぐときによく使われる太陽礼拝(あるいはその一部)のことです。

そんなこと、ヨガを専門としていなければ知らないこと。
ヴィンヤサヨガやフローヨガをメインとしていないスクールであればトレーニングでも教えていない可能性もあります。
が、その畑にどっぷりいる人にとっては場面に応じて「ヴィンヤサ」という言葉を自然に使い分けているんですよね。先日、実家から枝豆が送られてきました。

お礼を言うと「茶豆の時期はまだだけどね」と。
新潟ではあるエリアでとれた茶色っぽい枝豆を「茶豆」としてブランド化しています。
茶色といっても私には普通の枝豆との見た目の違いはわかりません
ただ、地元の人ははっきりと区別しているんですね。

茶豆についてWikipediaさんで調べました。
「農家の姉妹が山形県鶴岡市に嫁いだことで、里帰りの際に”だだちゃ豆”の種子を持ち帰ったことが始まりとされている」そう。。。「だだちゃ豆」。

もちろんやっぱりこれも枝豆です。
あれ?そういえば宮城県のずんだ餅の「ずんだ」はなんだろう?
まさか「ずんだ」って言う枝豆があるの?
よくよく調べたら「ずんだ」はだだちゃ豆を潰したペーストのことだそう。

潰したら違う名前になる・・。うん・・これは奥が深そうです。

結局、農林水産省のHPにまで辿り着きました。

”Q.枝豆と大豆は同じものですか。

こたえ
枝豆は、未成熟な大豆を収穫(しゅうかく)したものです。
大豆として収穫するための品種の若い鞘を食べていましたが、
近年は、枝豆専用の品種が、400以上あるといわれています。”
とのことです。

400!知らない枝豆はまだまだありそう。

ヨガのポーズも、日本語、英語、サンスクリット語などいろんな言い方があります。
たとえば「ダウンドッグ」は「下向きの犬のポーズ」でもあり「アド・ムカ・シュヴァナーサナ」なのです。
ヨガ用語も様々ありますが、1つの言葉に400通りの意味はありません。

「ヴィンヤサ」の質問をした生徒さんは「ミッチー先生は聞きやすいから思い切って聞いた」と言っていました。
枝豆の奥深さに比べたらヨガの言葉は意外とシンプルかも。
ヨガのわからない言葉、受講の際はお気軽に聞いてくださいね。

では、Namaste!

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