ーワークショップの始まりに、先生が言ったこと

Clare Ryan先生による「めぐりフロー&リストラティブ」ワークショップ。
参加者がZoomの画面の前に座ったその冒頭、先生はこんな言葉でクラスを始めました。

「オンラインだと難しいのはわかっています。
でもできるだけ画面を見るのは最小限にしてください。声を聞いて、自分の体の内側にフォーカスする。体の声を聞く方向でやってみましょう。」
多くの参加者にとって、これは意外な言葉だったかもしれません。

ー「見る」ことと「感じる」こと

オンラインヨガでは、画面を確認しながら動くのが当たり前になっています。
でも「見る」という行為は、意識を外に向ける動作です。
先生の動きをコピーしようとすればするほど、自分の体の感覚から離れていく。
このクラスが「めぐりフロー」と名付けられているのは、体の内側をめぐる呼吸の流れ=「めぐり」を感じることがテーマだから。
その感覚は、画面を追っている間には気づきにくいものです。

ークラスの中で起きたこと

呼吸の導入は、胸→肋骨側面→お腹へと、手で触れながら順番に感じていくシンプルな構成でした。
その後、猫牛のポーズでこんなイメージが添えられます。
「呼吸が背骨を波のように流れている。その流れが、自分を動かしている。」

動きは小さく、見た目にはほぼ変化がありません。
でも内側では何かが変わっていく時間です。

ー「めぐり」という言葉について

クラス後の会話で、Clare先生は「めぐり」という日本語のコンセプトにとても興味を持っていると話しました。
循環、流れ、巡ること。日本では近年あらためて注目されているキーワードでもあります。
先生にとっては新鮮に響いたこの言葉が、実はクラス全体の軸になっていました。

ーまとめ

「内側に戻る」ことを、ヨガの時間の目的として設定する。
そのシンプルな問いかけが、このワークショップ全体に流れていました。
動きの難易度ではなく、感じる質を高めること。それがめぐりフローの核心です。

アーカイブ受講について
Clare Ryan先生の「めぐりフロー&リストラティブ」シリーズは、アーカイブでも受講できます。