アメリカのミズーリ州スプリングフィールドに暮らすBethSpindler先生はまさに生え抜きのヨガセラピスト。
Bethは 1976 年にヨガを教え始め、それ以来ヨガを癒しの手段として活用してきました。
セラピーで最高の資格である IAYT 認定ヨガ セラピストの資格を取得し彼女の著書「Yoga Therapy for Fear, Treating Anxiety, Depression and Rage with the Vagus Nerve and Other Techniques 」は、ヨガ セラピーコミュニティで多くの支持を得ています。
ヨガプラクティスとセラピーの長い経験で培った実力は多くのヨガティーチャーに評価され、最近ではセラピーヨガに役立つ応用ポリヴェーガル理論のArielleSchwartz先生の著書にもレビュワーとして参加しています。
そんなBeth先生にヨガセラピストについて聞きました。
(全5回)

Beth先生のヨガヒストリーを教えてください

私は幼少期からヨガに魅了されていたのですが、そもそもアメリカ中西部の小さな町の生まれ、そして父親が牧師でした。
当時はそんな環境でヨガに関して知っている人がほぼいなかったので、もしかしたらヨガは悪魔崇拝的なものと捉えられていたかもしれませんね。

図書館でヨガの本を見つけたり、私が10歳くらいの時に8歳年上の姉と一緒にシヴァナンダの先生が教えるクラスに参加し、たくさんシャヴァーサナを行ったことを覚えています。

学校では運動音痴の女の子で笑い物だったので、寝ているクラスがとても嬉しくて、ヨガにハマっていきました。

テレビでリリアス・ホランが出ているヨガの番組を見て、多くを学びました。

そして10代に入り私はアイアンガーの先生と出会っていきます。

多くのシニア講師からアイアンガーの流派を深く学んでいきました。

その後、夫と私はスリーエクナトイスワランのアシュラムに住むことになります。

そこではアーサナの練習はなく、マインドに特化して瞑想に膨大な時間をかけて学んでいきました。

その後、様々なヨガに触れていくことになるのですが、その中には、アヌサラヨガ、シバ・レイのヴィンヤサフロー、アシュタンガヨガ、この中にはサラ・パワーズ、デビッド・スヴェンソン、そして私の師であるべリル・べンダー・バーチ先生がいます。

その他に、クンダリーニヨガ、ロッド・ストライカー氏のパラヨガ、デシカチャー氏の系譜のヴィンヨガに触れていきます。

この頃からヨガセラピーというものに啓蒙していきます。

そして陰ヨガの主要な講師、サラ・パワーズ、ポール・グリリー、創始者であるポーリー・ジンクといった様々な先生から学びました。

またビハールタントラ流派、スリーリビヤタントラのウルフ・ソービック先生からタントラ哲学も学んでいきます。

2016年に国際ヨガセラピー協会(IAYT)から主要ヨガセラピストの主要メンバーという認定を受けました。

それは長らく私がこういった活動をしてきたので、資格を受け取りましたが、私は今までもこれからもヨガの継続学習を修練しています。

つづく

 

 

 Beth先生にヨガセラピストについて聞きました

もくじ