なぜヨギはヨーガ・スートラを読むのか
超入門ヨーガの教科書
早割1 9月1日
講師:大塚和彦
2026年10月31日(土)11月28日(土)12月26日(土)10:00-12:00
オンライン/アーカイブ可(14日間視聴可能)
WorkShop Details
なぜヨギは『ヨーガ・スートラ』を読むのか?
超入門 ヨガの教科書『ヨーガ・スートラ』
なぜ、ヨガは何千年もの間、受け継がれてきたのでしょうか?
それは、エクササイズ(アーサナ)だけではなく、哲学(ダルシャナ)があるからです。
「なぜ、自分の心なのに思い通りにならないの?」
「なぜ、同じことで何度も悩んでしまうの?」
「どうしたら、もっと自由に生きることができるの?」
いくらあれこれ考えても、はっきりとした答えが出せない「問い」の数々。
インドでは古来より、『ウパニシャッド』や『バガヴァッド・ギーター』などに代表される聖典・教典の教えを通して、こうした問いへの理解が深められてきました。
今回紐といていくのは、ヨガの実践者を中心に広く知られる『ヨーガ・スートラ』です。
ヨガのクラスで、「八支則」「チッタ」「サマーディ」
そんな言葉を耳にしたことはあっても、「実はよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
これらの言葉の多くは、『ヨーガ・スートラ』に由来しています。
約2,000年前に編纂されたといわれる古典ですが、そこで語られる人間や心への洞察は、現代を生きる私たちにも通じるものがあります。
この講座で目指すのは、難しい言葉を覚えることではありません。
暗記したらヨギ、ではなく、実生活に応用したらヨギなのです。
ヨーガ・スートラを、あなたの日常に重ねて読むことで学び
日常の「自由にならなさ」を、ヨーガ・スートラを通して見つめていきます。
単なる教典の解釈ではなく、日常生活に生かすところまでを学ぶ3回講座です。
この3回講座で学ぶこと
第1回 10月31日(土) 「ヨーガ」とは何か?
〜なぜ、ヨギは『ヨーガ・スートラ』を読むのか?〜
『ヨーガ・スートラ』とはどのような教典なのか。
なぜ今も読み継がれているのか。
どのようなテーマが示されているのか。
まずは全体像を知り、代表的な詩節を読み解きながら、
「そもそも、ヨーガって何?」
「なぜ、自分を知ることが大切なの?」
「自分を知らないと、どうなってしまうの?」
「ギーターなどの教典と何が違うの?」
といった疑問から、『ヨーガ・スートラ』への理解を深めていきます。
第2回 11月28日(土)「心の苦しさ」とは何か?
〜心や考えに自分が奪われてしまうわけ〜
考えても仕方がないとわかっているのに、考えすぎてしまう。
自分をもっと大切にしたいけれど、なかなかうまくいかない。
なぜ、自分の心なのに自由にコントロールできないのでしょうか。
心や考えが生まれる仕組みを『ヨーガ・スートラ』から読み解きながら、私たちが日常で感じる「自由にならなさ」について考えます。
単なる教典の解釈ではなく、日常生活ですぐに実践できるところまで落とし込んでいきます。
第3回 12月26日(土)「自由」とは何か?
〜「思い通りにならなさ」「不自由さ」を超える智慧〜
インドの聖典は、「誰しもが自由を望み、誰一人として不自由を望まない」と伝えます。
では、「自由」とはいったい何なのでしょうか。
「どうしたら不自由さを感じずに生きられるの?」
「生活や仕事が豊かになれば、自由ということなの?」
「この人生で何を知れば自由が開けるの?」
『ヨーガ・スートラ』だけでなく、『バガヴァッド・ギーター』などの教典も参照しながら、インド哲学から「自由」について考えます。
各回2時間。
インド哲学の講師、大塚和彦先生とともに学びます。
前半はレクチャーで『ヨーガ・スートラ』の言葉を読み解きます。
後半は、参加者のみなさんとの対話を通して、「哲学を知識で終わらせず、日常生活にどう生かすか」を一緒に考えていきます。
大塚先生より
『ヨーガ・スートラ』で示されている195の詩は、「種のようなもの」と説明されることがあります。
種はそのままでは実を結びません。栄養、水分、日の光、土壌、時間・・・それらがあってはじめて立派な木に成長したり、きれいな花を咲かせたりします。
私たちが智慧を理解していく過程も、それと似ているというのです。
栄養や水分、日の光にあたるのは、先生の注釈です。
『ヨーガ・スートラ』の詩がそのまま示していることはもちろん、その背景や広がりを丁寧に解き明かしていくこと、それが先生の役割です。
土壌にあたるは、学ぶ私たち自身です。いくら聖典の教えを聞く機会があっても、受け取る側の準備が整っていなければ、単なる情報として通り過ぎてしまいがちです。私たちの理解が起きるのは常に「心」です。成熟して落ち着いた「心」を育てていくことも、学ぶことと同じくらい大切です。
そしてもう一つ大切なのが、「時間」です。
『ヨーガ・スートラ』の教えの中には、私たちが「当たり前」と思っている感覚とはずいぶん異なることが示されています。そのため、それらをすぐに受け入れることはなかなか難しいものです。中には、「本当にそうなの?」と思うこともあるでしょう。
けれど、すぐに分かることだけが学びではありません。
時間をかけて教えに向き合うことも、インドの伝統では大切にされてきました。
それは、スピード感が優先される現代の風潮から見ると、少し違和感を感じるかもしれません。
『ヨーガ・スートラ』はインド哲学の中でも、比較的手にしたことがある方が多い教典かと思います。
「ヤマ・ニヤマ」「アシュタンガ・ヨガ」などの言葉が、この教えに典拠していることもご存じの方も多いかもしれません。
けれど、これらの言葉を知っていることと、その言葉が示していることを理解することとは、少し違います。
この講座では、一つ一つの「種」を丁寧に受け取りながら、「ヨーガとは?」「心とは?」「自由とは?」というインド哲学の「問い」を深めてまいります。
そんな時間をご一緒できれば、嬉しく思います。
CERTIFIED FOR
⚫︎認定 以下の認定が可能です。
RYT300コース・・・6時間カウント
SCHEDULE & VENUE
2026年10月31日(土)11月28日(土)12月26日(土)10:00-12:00
オンライン/アーカイブ可(14日間視聴可能)
PRICE
●当日受講料(アーカイブなし)
【早割1】17,800円(税込)・・・9月1日までのお申し込み
【早割2】19,800円(税込)・・・10月1日までのお申し込み
【通常】24,000円(税込)
【直前】27,000円(税込)・・・開催まで24時間以降のお申し込み
●アーカイブ付き受講料(当日受講+14日間視聴可能アーカイブ)
【早割1】19,800円(税込)・・・9月1日までのお申し込み
【早割2】21,800円(税込)・・・10月1日までのお申し込み
【通常】26,000円(税込)
【直前】29,000円(税込)・・・開催まで24時間以降のお申し込み
●PDF修了証
1,500円(税込)
お支払い・キャンセルについて
カード払いもしくは銀行振込となります。
キャンセル料等についてはこちらにてご確認ください。
PROFILE
大塚 和彦(おおつか かずひこ)
1970年埼玉県生まれ。國學院大學文学部卒業。
在学中より日本神話や伝統宗教思想を学び、古典に基づく宗教的世界観と現代社会との接点を探求する。
経営コンサルティング会社勤務を経て世界を旅し、2001年に有限会社ヴィジョナリー・カンパニー(現・株式会社)を創業。
日本では数少ないオラクルカード・タロットカードの専門会社として、出版・卸売・海外輸出・ライセンス事業を展開する。
日本神話やインド哲学をテーマに、「日本の神様カード」「バガヴァッド・ギーターカード」などを企画・制作。
古来の叡智を単なるスピリチュアルとしてではなく、現実社会を生きる指針として再解釈し、これまでに100作以上のカードを世に送り出している。
現在は企業経営のかたわら、インド哲学、日本神話、宗教思想をテーマに講座を多数開催。また修験道の行者(山伏)としての修行も続けている。古典を机上の学問としてではなく、実践を通して読み解く姿勢を大切にしている。
著書に
『いちばんていねいでいちばん易しいインド哲学「バガヴァッド・ギーター」』(ガイアブックス)
『インド哲学式 悩まない習慣』(新星出版社)
『神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑』(新星出版社)
ほか多数。
古典を学術としてではなく、人生の実践知として伝え続けている。
WORKSHOP GUIDELINES
講座はzoomを使って行います。
zoomリンクは開催日2日前までにはお送りいたします。
リンクが届かない場合はお手数ですがこちらお問合せよりお知らせください。
ご受講はお申し込み者のみに限ります。お申込者以外の試聴はできません。
デバイスはお一人1台のみの接続となります。
講師のネット環境により配信が不安定になる場合があります。
アーカイブはワークショップ当日にお送りします。
VOICE
大塚先生の前回コース参加者の声
”とても有意義な3回の講座、大変お世話になりました。
大塚先生の講座は、先生という立場より、経営者として、私たちの立場におりて話をしてくださるので、かみ砕いて分かりやすいお話でした。そして、講座の構成もいきなり難しいところからではなく、順序立てて進められて、学びやすかったです。
これからヨガをやっていく上で、学びがプラスされて、さらに深く実践していけるとワクワクしています。
大塚先生の講座、また受講したいので、企画いただくとありがたいです。
また、こちらの講座に初めて参加したにもかかわらず、受講しやすく受け入れてくださったTokyo Yoga Projectの皆さまに感謝いたします。”
”全体的な内容はもちろんですが、哲学という一見難しいテーマに対する質問に関しても、わかりやすい解説と実生活に落とし込んだ回答をお話しいただき、非常に理解しやすく面白い講座でした。
「気になる!」から受講を決めて、本当に良かったと思える講座でした。”
”バガヴァッド・ギーターを理解したいと思いながらも挫折してばかりいた中、この講座に出会いました。インド哲学についても、さまざまな例えを交えて先生ご自身の言葉でご説明いただいたことで、とても身近に感じられたように思います。また改めてバガヴァッド・ギーターを読んでみます。ありがとうございました。”
”バガヴァッド・ギーターの勉強会は養成講座を含めてあちこちでありますが、日常生活に引きつけながら学ぶ機会はあまりなく、貴重な機会となりました。ヨーガ・スートラも先生との対話や質疑応答があってこそ生きた智慧になると感じ始めていましたので、質問を丁寧に扱ってくださる先生に、心から感謝いたします。
「グル」との対話で深めていく伝統的な学び方を、偉ぶらない先生の作り出す穏やかな空気の中で体験できたことも、考えやすさや質問しやすさにつながっていたように感じています。改めてありがとうございました。”

