WS Details
パーキンソン病のためのヨガセラピーコース(全4回)
このコースは「パーキンソン病のためのヨガセラピー(4月29日開催:収録受講可)」を受講した方が対象です。
まだ受講していない方はこちらからご受講ください。
40年以上のヨガセラピー経験を持つBeth Spindler先生、
パーキンソン病のためのヨガセラピストとしても定評があります。
パーキンソン病患者のためのヨガセラピーは、症状の緩和と生活の質の向上に大きく貢献します。
アメリカパーキンソン病協会(ADPA)の研究によれば、ヨガ療法は振戦の減少と歩行の安定性向上に効果があることが示されています。
本コースでは、全5回でパーキンソン病患者に特化したヨガセラピーの理論と実践方法を学びます。
柔軟性の向上、姿勢の改善、緊張した筋肉の緩和、自信の回復を通じて、患者の生活の質を高めることを目指します。
すべてのヨガ指導者、罹患しているヨガ経験者やそのご家族にお勧めします。
この講座は本来対面で行う内容ですが、BethSpindler先生がオンライン用に特別に設計してあります。
対面での学びと完全に同じようにはいかないかもしれませんが、ヨガセラピーのエッセンスを理解しパーキンソン病の患者にとって有益なボディワークをを学ぶことができるでしょう。
日程
必須受講 4月29日(火祝)パーキンソン病のためのヨガセラピー ワークショップ
第1回 6月22日(日)パーキンソン病のためのヨガセラピー 実践編1
第2回 6月29日(日)パーキンソン病のためのヨガセラピー 実践編2
第3回 7月13日(日)パーキンソン病のためのヨガセラピー 実践編3
第4回 7月27日(日)パーキンソン病のためのヨガセラピー 実践編4
パーキンソン病は脳内の基底核と黒質の神経細胞に問題が生じ、ドーパミンの生成が阻害されることで発症します。
ドーパミンは一次運動野(M1)に信号を送り、運動をコントロールする役割を担っています。
主に中高年に発症しますが、若年での発症例(例:俳優マイケル・J・フォックス)も報告されています。
パーキンソン病の治療において、代替・補完医療は大きな注目を集めています。
栄養改善だけでは病気の進行を遅らせることは証明されていませんが、良好な食事・生活習慣は気分を向上させ、活動意欲を維持するのに役立ちます。
特に動き、音、音楽を取り入れた療法は、運動機能、感情機能、行動機能の改善に有効であることが示されています。
ヨガの音、呼吸、リズムの練習をシークエンスに取り入れることで、パーキンソン病患者がより容易に動きを体験できるようになります。
主に取り上げること
-パーキンソン病の基礎知識
- アクセシビリティの確保
-音と音楽の活用
-リズム認識の強化
-朝の硬さ対策
-安全性とアダプテーションについて
-コアと姿勢の強化
-指導上の留意点
-個別対応の重要性を知る
-慢性の頸部の硬さへの取り組み
-松果体の石灰化を除去する方法を活用し、脳の健康を促進する
【修了証の発行について】
本講座はライブ参加でのご参加を強くお勧めしています。
修了証は1回目以降〜4回目の講座のライブ参加をされた方に発行いたします。(発行料無料)
アーカイブのみで学ぶ方への修了証の発行はありません。
(日本語通訳あり)
【オンライン講座について】
講座はzoomを使って行います。
zoomリンクは開催日2日前までにはお送りいたします。
リンクが届かない場合はお手数ですがこちらお問合せよりお知らせください。
ご受講はお申し込み者のみに限ります。お申込者以外の試聴はできません。
デバイスはお一人1台のみの接続となります。
講師のネット環境により配信が不安定になる場合があります。
アーカイブ(録画試聴)は14日間試聴可能です。(アーカイブをお申し込みの方に限ります)
PROFILE
Beth Spindler ベス・スピンドラー
ベスは、1976年にヨガの指導を始めて以来、ヒーリングの形式としてのヨガを活用してきました。
IAYT認定ヨガセラピストとして、この分野で最高の認定を受けています。
著書「Yoga Therapy for Fear, Treating Anxiety, Depression and Rage with the Vagus Nerve and Other Techniques(恐怖のためのヨガセラピー、迷走神経とその他のテクニックによる不安、鬱、怒りの治療)」は、ヨガセラピーを学ぶ人たちのテキストとして、ヨガセラピーのコミュニティで認められています。
彼女はYoga Internationalのライターやプレゼンターとして頻繁に登場し、世界中でリトリートを行っています。
ベスは子供の頃からシバナンダの伝統に基づいてヨガを実践しており、80年代初頭にEknath Easwaran’s communityで先生と一緒に生活する経験をしています。
その後、シニア・アイアンガーの先生のもとで何年も学び、ヨガセラピーへの情熱が始まりました。
その後、アヌサラ、アシュタンガ、プラナフロー、そしてクンダリーニヨガで、流れるような動きの楽しさを知りました。
彼女のヨガセラピーの背景には、フェニックス・ライジングやデシカチャーの系統のヴィニヨガのトレーニングも含まれています。
ヒマラヤン・インスティテュートで生活しながらヨガセラピーを実践し、Sri Vidya Tantraを学びました。
何百人もの教師をトレーニングし、病院、大学、アシュラム、リトリートセンター、クリニック、学校でヨガセラピーを実践してきました。
現在、ミズーリ州スプリングフィールドに在住。
2023年「高齢者のためのトラウマを和らげるヨガとムーブメント・セラピューティック 神経系を癒すことで、一般的な症状に対処する」を上梓。この書籍ではセラピストのArielle Schwartz先生が序文を書いている。
SCHEDULE & VENUE
2025年6月22日(日) 6月29日(日)7月13日(日)7月27日(日)9:30-11:30
zoomのみ/アーカイブ可(修了証の発行には全日程のライブ参加が必須です)
日本語通訳あり
PRICE
全4回受講料(10名定員)
●ライブ受講(アーカイブ(録画)は付きません)
【早割】65,000円(税込)・・・5月22日までのお申込
【通常】87,000円(税込)
【直前】99,000円(税込)・・・開催24時間前までのお申込
●アーカイブ付き受講料 2週間視聴可能な録画リンクをお送りします。
【早割】72,000円(税込)・・・5月22日までのお申込
【通常】89,000円(税込)
【直前】101,000円(税込)・・・開催24時間前までのお申込
●PDF修了証・・・全ての日程をライブ参加した方に無料発行します。
CERTIFIED FOR
【RYT300(500)の認定講座】
TokyoYogaProjectのRYT300(500)の認定講座です。
RYT300の取得(及びRYT500)を目指す方は、8時間がカウントされます。
【ヨガアライアンス継続学習時間認定講座】
BethSpindler先生の講座はヨガアライアンスの継続学習時間認定講座です。
ヨガアライアンス Continuing Education(CE)として8時間の時間が認定されます。
CEの申請には修了証が必要となります。ご希望の場合は合わせてお申し込みください。
VOICES
過去のBeth先生講座参加者の声
『前半の講義がとてもわかりやすく、専門家でなくとも理解しやすく勉強になりました。
具体的なアーサナのプラクティスや呼吸とそれが身体にどのように影響して変化してゆくのかを観察しながら、丁寧に行う事が、普段、見過ごしてしまう身体のサインにより早く氣づき、自らの治癒力に働きかけ、活性化する事で、疾患を緩和、治癒していく上で大切なことだと再認識させて頂きました。
今回、教えていただいたワークは、クラスで行うシークエンスの軽減法として取り入れられて、個々の体質や身体的な疾患に合わせて効果的に行えると感じました。
大変興味深く、またこれまで學んだことの確信に繋がる有意義な時間でした。
クラスのみではなく、セルフケアやプラクティスでも実践したいと思います。
Beth先生、娘さん、分かりやすい通訳や補足、スムーズな講座進行をして下さったスタッフの皆様、ありがとうございました。』(呼吸器としての全身)
『今回も丁寧な説明で動きを追いやすく、シンプルな動きなので日常でも忘れずに実践できそうです。動きの流れ、資料、アーカイブなども助けになっています。ありがとうございました!』(呼吸器としての全身)
『今回も新たな気づきがあるご講座でした。
Beth先生のWSに何度か参加しているので、初めて聞いた時にはわからなかった言葉が少しずつ慣れてきて、その言葉が身体をもって感じられ理解できる様になってきました。
普段は、体を使うアーサナを練習しているので、顔の筋肉を動かすことはほとんどないのですが、顔周りの筋肉を動かすことがとても大変で、努力と練習の必要性を知りました。
そして、顔の筋肉がその他の筋肉と繋がっていること、そこから古典的なヨガで行われてきたケチャリムドラーの意味合いなど私の中では理解できて、とても充実した学びとなりました。』(Facial Freedom フェイシャル フリーダム)
『リアルで受講できずにアーカイブでしたが、資料も講座もとっても良かったです!
なるほど!と納得が沢山ありました。』(Facial Freedom フェイシャル フリーダム)
『講座の内容もとてもわかりやすく、ポイントが絞られていて、実践的で臨床に使えそうだと思いました。自分自身にもクライアントさんと一緒にも使いたいと思います。ベス先生のあたたかさやユーモアがあるところなどからも楽しく学べました。通訳の方もとても聞きやすく、受講できてよかったです。ありがとうございました。』(Facial Freedom フェイシャル フリーダム)
『先生の声がやさしくて聞き惚れておりました。声大事ですね~。自分でこつこつニュートラルの状態を訓練したいと思います。朝の瞑想代わりに練習するのもいいですね。』(Facial Freedom フェイシャル フリーダム)
『貴重な情報が満載で神経系顔ヨガの理解がさらに深まりました。先生の笑顔を見ているだけでこちらまでハッピーな気分になり、有意義で楽しいひとときを過ごさせていただきました。』(Facial Freedom フェイシャル フリーダム)
『ありがとうございました。いつも、先生のお人柄に触れて、勉強になります。
高齢者に接する時の心がまえや、どのような事が助けになるか、勉強になりました。』(高齢者の「記憶と脳の健康」を学ぶ)
『2日間ありがとうございました。初めて参加しました。Beth先生の笑顔がとてもキラキラしていて、私もそうありたいと思いました。今回このWSに参加したのは、認知症とヨガの関わり方について知りたかったからです。父が認知症となりました。いろいろなことから自信をなくしています。ヨガを一緒にやっても、体、気持ちが思うように動かないせいか、元気がなかったことがありました。今回、Beth先生から教えていただいたことを父と一緒にやっていきたいと思います。病気になってから、父は私がヨガを勉強していることをとても喜んでくれています。Beth先生から、自分を大切にする。という言葉を教えていただきました。父に伝えたいと思いました。言葉で説明するのではなく、ヨガを通して自分を大切にすることを伝えられるようにBeth先生から教えていただいたワークを父と一緒に楽しんでやってみます。配布資料について分からないことがあったのでBeth先生に質問があります。
また、Beth先生の認知症についての講座があれば、ぜひ受講したいです。楽しみにしています。大変勉強になりました。ありがとうございます。』(高齢者の「記憶と脳の健康」を学ぶ)