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女性のためのアーユルヴェーダと心理学の統合的アプローチ 基礎

長年ヨガやアーユルヴェーダを実践してきた多くの女性が、更年期に入ると、かつて効果的だった方法があまり効かなくなったと感じることがあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか？

アーユルヴェーダの視点から見た更年期

アーユルヴェーダでは、更年期は自然な移行期であり、人生の中期における意識的な目覚めとして捉えられ、病気ではありません。
実際、更年期は私たちがより軽やか で広がりのある人生の段階に移行していることを示すサインです。

生物学的に生殖から離れることで、この移行期は心理的な内省とダルマ（人生の目的）の精神的な表現を可能にします。

アーユルヴェーダは、更年期を智恵の年月への入り口として教えています。
内省し、リセットし、ダルマ（目的）と再び調和する時期なのです。
適切なツールがあれば、女性はこの移行期において感情的、身体的、精神的に豊かに過ごすことができます。

プレ更年期から始まって、私たちは人生のヴァータの時期に入ります。
ここで代謝を調整し直す必要があり、このプロセスでしばしば身体の加熱と冷却に問題が生じます。
ヴァータは乾性のため、組織に本来備わっている水分が少なくなり、この乾燥をうまく管理する必要があります。
ホルモンは神経伝達物質と代謝に影響するため、リセットが必要となり、このプロセスで精神的・感情的な変動が起こることがあります。
この人生段階の移行をサポートするには、ストレス耐性と安定性を支援するオージャス（生命力）を高める実践を増やす必要があります。

全体的に、アーユルヴェーダは栄養、冷却、神経系を落ち着かせるための個別の実践、そしてダルマをサポートするヨガの実践を通じて、どのようにバランスを回復できるかを教えてくれます。

女性の人生は明確な人生段階を通じて展開され、各段階で心身の特徴は大きく変化します。
アーユルヴェーダの古代の知恵と現代の心理学の知見を組み合わせることで、生涯にわたるウェルネスへの包括的なアプローチが生まれます。このより深い理解がなければ、多くの女性が人生の異なる段階を歩む中で、かつて発見したアーユルヴェーダの恩恵を十分に活用することが困難になる可能性があります。

このワークショップでは、臨床心理学者および認定心理療法士として30年の経験を持つキャスリン・テンプルトン先生から学びます。
彼女は不安、うつ病、複雑なトラウマを抱える方々のサポートを専門とし、トラウマセラピスト、認定ヨガセラピスト、NAMA登録アーユルヴェーダ実践者としても活動しています。
キャスリンが、アーユルヴェーダの古典的な知恵と現代の心理学の知見を組み合わせながら、女性のライフサイクル全体について丁寧にお話しします。

この基礎ワークショップでは、統合的アプローチの基本的な考え方と実践方法を学びます。
ヒマラヤ研究所での講師経験と、Yogaversityでのアーユルヴェーダ・ヨガ・スペシャリスト（AYS）プログラムの創設者としての経験から、より深い学習への第一歩となる基本概念と技術をお伝えします。

学べる内容

• 女性のライフステージとドーシャ理論の関係
• 更年期の心身の変化を理解するために知っておきたいこと
• マハ・グナ（心の三つの性質）の基本概念と実践での活用法
• 生命エネルギー（オージャス、テジャス、プラーナ）について
• 心理学とアーユルヴェーダを組み合わせたアプローチの全体像
• 基本的な呼吸法（プラーナヤーマ）の実践
• 今日から始められるセルフケア
• さらに学びを深めるには

対象者： アーユルヴェーダの基礎知識を持つヨガ実践者、指導者、セラピスト

（日本語訳あり）

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