なぜヨガ二ドラがそこまで広まっていなかったかというと
もともと、師が生徒に対して

「このタイミングで教えて大丈夫」

だと判断し初めて口で伝えていく教えだったからです。

かれこれ、ここ20年くらいでやっとヨガ二ドラについての本が書かれ始めました。

ヨガ二ドラは、ヴェーダ、タントラ、ウパニシャッドと
いった経典に書かれてはいましたが、それが隠された状態で書かれていました。

学びを受けて知識を育まれた人でないと、見てもわからない「隠された教え」でした。

非常に興味深いですね。

今日では、
ヨガニドラについて
みなさんとこうしてディスカッションしたり読んだり調べたりすることができる
非常にインスピレーションを受けられる興味深い時代になったと感じています。

私たちの人生にはタイミングがあり肉体的、精神的、感情的、
そしてカルマ的にも準備ができているという状態になって初めてその教えが自分のところに来ます。

ヨガスートラの1番最初にATHAという言葉があります。
このATHAはこの瞬間・今という意味なのですが
みなさんにとってはこの瞬間、
ヨガニドラを学ぶというタイミングになったと思います。

つづく