八支則を思い出してください。
ヤマ、ニヤマ、アーサナ、
プラーナヤーマ、
プラティヤハーラ、
ダーラナー、ディヤーナ、
サマーディとありますが
この一つずつが次のステップとなる準備をしています。
アーサナというパフォーマンス、そして動きのヨガは
静けさのヨガへと続いていきます。
プラーナヤーマの段階においても同じです。
ヨガで呼吸を動かすというところから徐々に静かになっていきクンバカになっていきます。
プラーティヤハーラにおいても感覚を内側へと方向性を変えていきます。
八支則の最後の2つ、
ディヤーナは瞑想の状態、
サマーディはヨガの状態。
ヨガ二ドラは、この2つに橋をかける役割を果たすようなものです。
ヨガ二ドラの練習は、
ヨガの状態に1番近くになり得る状態まで持っていってくれるものなのです。
瞑想は座った状態で
サマーディまで到達する練習をしていきますが、
ヨガニドラは横たわった状態で行います。
横たわると重く、タマスティック、怠惰になりとても難しくなります。
そうならないよう、集中しながらリラックスを同時に行い練習していきます。
アーサナや、ムドラー、マントラ
はヨガニドラへの準備となり
ヨガニドラはヨガへの”状態の準備”となります。