私は父親が毎朝ヨガの練習をしている環境で育ちました。

その時は
ヨガに強く惹かれていたわけではありませんでしたが

「父はなぜ逆さまになっているのだろう」

と強い好奇心で観察していました。

私は17人という大家族で育ち、それを幸せに思っています。
17人一人一人から色々な事を学ぶことができるからです。

そのような家族の生活の中で
受動的に観察することで
ヨガを学んできました。

そして、師と出会い本格的に学びを始めたのは16歳からでした。

19歳の時、
師のもとで生活を共にしながら学ぶ場所へ行きました。

その時から自分の中で変容が起こってきました。

それは知識だけでなく、大きな意味での変容と言えると思います。

私は現在45歳なのですが、
ちょうど20歳の時、師が

「これからは世に出て皆に伝えていきなさい」

と言いました。

それはこの人生を通して、

そしてこの人生だけではなく
来世に続く長い長い旅だと思っています。

もう一つ言いたいのは
私は常に生涯生徒である、
ということです。


ヨガというのは
私の歴史であり、
この瞬間でもあり、
将来でもあるのです。

「わたしはいつもヨガを学ぶ1生徒である」
と思っています。

つづく