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2025.6.3

先日の「ヨガビジネス講座」のなかでも印象的だったのが、「どうやってお金を稼ぐか?」というリアルなテーマ。

講師のYukiko先生は、もともと1人のインストラクターからスタートし、今では福岡県内に2店舗のYUKIYOGAというヨガスタジオを経営されています。
ご自身の経験をベースに、「実際にやってきた人にしかわからないこと」が盛りだくさん。

駆け出しの頃、Yukiko先生は「ワンコインクラス(500円)」を開催していたそうなんですが、ある日なんと「300円クラス」のライバルに生徒さんを取られてしまったそうです。

今だからこそ笑えるエピソードですが、当時はきっと悔しかったはず。
でも、そうした経験こそが、後の成長にしっかりとつながっているんですよね。

もうひとつ印象的だったのは、体験レッスンについてのお話。
その中で先生が何度も、
「ザルなんです」「ザル!」「ザルですからっ!」
と強調していました。

“ザル”って、水がすり抜けていくあの道具のこと。

つまり、体験レッスンに来てくれたとしても、次回につながるとは限らない。
生徒さんがそのまま離れていってしまう――それが、体験レッスンの「ザル構造」。

でも、大切なのはその前提を理解したうえで、「どうしたらザルじゃなくなるか?」 「どうしたら、こぼれにくくできるか?」と考え、実践を重ねること。
それこそがインストラクターとしての腕の見せどころだと感じました。

ヨガでビジネスなんて…と思う方もいるかもしれません。
でも、インド人が生み出したのは、ヨガの精神だけじゃないんです。

先日、友人のT子が教えてくれたのですが、インドには「実利論(アルタ・シャーストラ)」という哲学があります。

インドの人たちは、神様を深く信じる一方で、とても商売上手。
それは“精神性”と“実利”を矛盾なく両立させているからなんです。

だからこそ、私たちも「ヨガの思想」だけではなく、「実利の考え方」も学びたいところ。

“ザル”な状況でも、そこから学び、工夫し、改善を重ねていく。
その積み重ねこそが、ヨガの教えに通じるビジネスの姿勢なのかもしれませんね。

では、Namaste!

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